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粉体塗装 POWDER COATING
粉体塗装について
粉体塗料とは、有機溶剤や水などの溶媒を用いず、
100%固形分の粉末状(固体)の塗料を使用します。
主に静電粉体塗装法(吹き付け塗装)や流動浸漬塗装法
(浸漬塗装)の2つの方法で、品物に塗装します。
塗装の環境規制の強化を受け、当社では環境配慮型塗装である
粉体塗装の設備増強・技術開発に取り組んでいます。
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溶剤に比べて塗膜を厚くすることができます。
膜厚の特徴から屋外の商品に使われることが多くあります。
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衝撃を受けると想定される商品に使われることが多いです。
膜厚の厚みが素材への負担を軽減する効果があるためです。
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粉末状の塗料を用い、塗装物に付着させ高温の炉内にて焼き付けることにより完成します。
塗装方法としては、静電乾式吹き付け法及び流動浸漬法等があります。有機溶剤を使用しない環境に配慮した塗装法です。
塗装可能範囲・設備仕様・特徴
塗料の種類 | エポキシ樹脂、エポキシポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂 |
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品物の受入可能最大寸法 | 最大寸法 W:6,900mm/D:2,700mm/H:3,050mm |
設備 | 下処理場、パテ処理場、塗装ブース、プッシュプル式塗装室、粉体塗装機、バッジ式乾燥炉、出荷場 |
取扱品目例 | 住宅関係機器、パソコンラック、高速道路トンネル非常電話、その他高速道路設備、配電盤、分電盤、LED表示盤、大型製缶品、小型製缶品、その他金属部品、屋外製品など |
特 徴 |
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ワークフロー(塗装工程) WORD FLOW
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Work-01
空焼き工程
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Work-02
溶剤脱脂工程
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Work-03
サンディング
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Work-04
下塗り塗装
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Work-05
上塗り塗装
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Work-06
焼付乾燥
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Work-07
検査・梱包
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Work-08
出荷